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佃煮

 降りだした雨のやまず、外にでるのも億劫で日の暮れるまで本を読むなりして過ごした。暮れても雨はやまない。
 空腹に耐えられなくなった頃、来客あり。相模の田舎から加村くん。かの女は手土産に少女の佃煮を持ってきた。米を炊いて、早速加村くんと食す。
 相模で知っている加村くんとくらべ、さすがに年頃となり美しくなっていた。
 食卓にて。
「この少女はどこの産かね」
「相模の産」
「なるほど淫猥だ」
 佃煮の味は噛むほどに舌を痺れさせ、空腹の胃には刺激が強すぎた。酒をのんだように酩酊し、加村くんが白米にのせた少女の乳首を噛みしめる姿は、物静かな居ずまいと合わさり、貞淑な処女を連想させる。
「加村くん」
「なにか」
 と首をかしげる。かの女の肩に手をのばして、服のなかに手をさしいれる。やわらかな肌、呼吸にあわせる乳房のわずかな脹らみが上下する。またたくまに加村くんは頬を赤くしたが拒絶の仕草はない。
「この佃煮」
 と加村くんは床に仰向けになり、天井の隅を見すえながら告白した。
「わたしの友達なんです」
「そうか、うまかったよ」
 加村くんの股をひらかせると、そこには閉じた割れ目があり、指をさしいれて具合をみると、絡みついてくる肉の動きの痙攣するような不随意、穴を閉じようとする力ばかりが勝り、真面目な加村くんらしい。
 窓の外は暗い、電灯の灯に照らされてガラス窓は鏡になり、服の乱れた少女を組みしいた私を映す。加村くんの目は私をみていない。加村くんはガラスに映った自分の淫らな姿に赤面すると、片手をのばしてカーテンを引いた。
 加村くんの女唇のまをさすっているうち、かの女は小さく声をもらした。準備が整ったのだろうと、服を解いて挊をとりだして、かの女の口に近づける。加村くんは舌をのばして、私のものをなめた。かすかに全身をふるわせながら、懸命に加村くんは私の要求にこたえる。口のなかにいれると、吐息がかけられ、舌と喉の肉によって愛撫される。ときおり加村くんの歯があたり、にぶい痛みがする。勃起して、ついにかの女の喉の奥をつく具合になると、口から引きぬいて、加村くんの中におさめた。
 加村くんはじっと私の股間をみていて、それがゆっくりと自分のなかに押しこまれていくのに合わせて腰の位置をずらした。先端が中にはいると、加村くんは目をほそめて、亀頭を押しこむと指を握りしめた。うっすらと汗をうかべながら、加村くんは耐えている。残りをおしこむと、からんだ肉を解きほぐしていく感触がし、完全におさめると加村くんは歯をくいしばっていた。
 かの女は身動ぎできずにいて、私がわずかに身体をうごかすだけで表情をゆがめた。
「いやか」
「してください」
 間髪いれずに加村くんは答えると、私に抱きついてきて唇を重ねた。痛みにたえるような表情は、繋がったまま時間を過ごしていくうちに和らいでいった。それでもかの女から積極的になることはついになく、声すら飲みこんで必死に終わるのを待っているようにみえた。あまり動かない加村くんのそこの動きも、中に埒をあけた瞬間だけは驚いたように蠢動して、腎水を残さず搾りとった。
 私が加村くんから挊をひきぬくと、かの女はまぶたを閉じて寝入ったように休んだ。

 翌日、加村くんは私より先に起きて朝餉の準備などをする。帰らないのか、と聞くと加村くんは黙って私を見つめる。仕方がないので加村くんに小遣いをやった。加村くんは無表情でそれを受け取り、朝をともにして、昼になる前に私の家を辞した。
 その後の連絡はない。私の予想では、どこかで佃煮になり、だれかの舌をよろこばせている。
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sadistictorism

使用者:sadistictorism
 
 肥大化した自意識で糖尿病にかかっちまえ!

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